現在妊娠中の私ですが、妊婦健診にもようやく慣れてきました。
ところで、妊婦健診ってどんなことをするかご存知ですか?
私は産婦人科に妊娠6週頃に初めて受診してから、しばらく医師の診察を受けるだけでした。
(つわりがひどかったというのもあると思うんですが…笑)
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「今日は、体重測定とか尿検査とかしないのかな~?妊婦健診っていつから受け始めるんだろう?」
と妊娠初期の頃はずっと謎でモンモンとしていました。
私の場合は、10週を超えた頃に初めて「今日は妊婦健診をしますので、まず尿検査に行ってください」と受付のお姉さんに言われました。
「妊婦健診を受けてください」という言葉に、1人でちょっと感動!
今回は妊婦健診の受け方、頻度、費用、検査内容についてまとめていきます。
\この記事はこんな人におすすめ!/
これから妊婦健診を受ける妊婦さん
Contents
妊婦健診とは
妊婦健康診査のことを言います。
妊娠初期から出産の直前までの数回、産科や産婦人科を受診します。
おなかの赤ちゃんの発育状態をみるとともに、いろいろな検査を受けてお母さんと赤ちゃんの健康を守る意味でとても大切な機会です。
もともと健康な人でも、妊娠中に重い病気にかかる可能性はあり、それを健診で早めに発見し治療することにもつながります。
体の様子がいつもと違うと感じたり、過去数か月の間で妊娠に思い当たることがあれば、早めに産婦人科へ受診することが肝心です。
お金がかかるし、妊婦健診を受けなくてもいい?
たまに、妊娠に気づかずにいる妊婦さんや周りに妊娠のことを相談できなくて、受診しないままという妊婦さんもいます。
妊娠は病気ではありませんが、おなかの赤ちゃんやお母さんの命にかかわることです。
健診を受けないままで出産を迎える方も極まれにいます。
妊娠経過中に検査を受けていないので、赤ちゃんが元気なのか不明ですし、お母さんがなんらかの感染症や病気にかかっているかどうかもわからないので、お産をする際も非常に危険です。
一気に受け入れられる病院は限られてしまうので、妊婦健診は必ず受診が必要です。
お金に関しては、全国の市区町村で妊婦健診の費用の助成をしているので、母子手帳とともに助成券をもらっておきましょう。
助成を受けることができます。
さらに、条件に当てはまれば「助産制度」という出産費用を援助してもらえる制度があるので、お住いの市区町村、または保健センターなどで一度相談されることをおすすめします。
妊婦健診の頻度は?
- 妊娠初期~妊娠23週(6か月)までは、4週間に1回
- 妊娠24週~35週(7か月~9か月)は2週間に1回
- 妊娠36週(10か月)以降は1週間に1回
出産までに14回程度受診することを国としてもすすめています。
だいたいこのような頻度で受診予約をとってもらえますね。
妊娠24週~35週(7か月~9か月)は血圧が高くなったり、血糖値が上がったり、切迫早産などが現れやすい時期なので、とくに注意が必要な時期です。
健診の内容は?

診察や尿検査、血圧測定、体重測定、腹囲・子宮底長測定、保健指導は基本的に毎回健診内容に含まれています。
血液検査や子宮頚がん検診、超音波健診など必要に応じて検査があります。
ちなみに、私は追加でトキソプラズマ抗体を調べる血液検査や糖負荷検査を受けました。
糖負荷検査については、OGTT検査ってなに?妊婦さんが気をつけたい血糖値!に詳しく書いています(*’ω’*)

妊婦健診の費用は?
私の住んでいる市では、健診14回分でおよそ10万円の補助券がもらえました。
助成券の指定の金額を超えたり、助成券に記載されている検査のほかに追加でなにか検査を受けた場合は、その分は自己負担になります。
妊婦健診の助成の金額は、国が助成をしていますが、実は全国一律ではなく市区町村ごとに異なっています。
私は市役所で働いていた時に、このことを妊婦さんからの問い合わせで初めて知りました。
以前にこんなニュースがありました。↓
妊婦健診の公費負担 地域差10万円超、行政課題に(産経ニュースより)
どこの市区町村でも、基本的な健診費用は助成額の範囲内におさまるようになっているとは思います。
なにかと物入りな妊娠・出産の時期。
もし妊娠中にほかの市区町村に引っ越す予定があって心配な場合は、引っ越し先の市区町村がどのくらい妊婦健診費用を助成しているのか確認してみるのも1つでしょうね。
実際の妊婦健診の受け方
私の場合、事前に診察を受けた時に医師から「次はこの日に1回目の妊婦健診受けてもらいますね~」と言われて初めての妊婦健診の予約となりました。
当日、妊婦健診はこんな感じで進みました。
\妊婦健診当日のスケジュール/
- 尿検査
- 血液検査(必要時)
- 血圧測定
- 体重測定
- 超音波検査
- 助産師さんの保健指導
- 医師の診察
1.尿検査
健診の当日、病院で受付を済ませたらまずは尿検査のコップを渡されます。
病院に行く前や健診を受ける前に、できればトイレに行かないことをおすすめします!
私は病院まで30分くらいかかるので、用心深く事前にトイレに行ってしまいました。
病院のトイレで「尿が出ない…!!」なんてことがあったので、ご注意いただきたいです。
でも病院の検査技師さんは素晴らしいです。
ちょろっとした尿量でもしっかり検査してくれました。
本当はしっかり尿量があった方が検査結果もちゃんとしたデータが出るのでいいんですがね…
(´・ω・)
2.血液検査(必要時)
血液検査は毎回ではなく、必要なときのみです。
貧血や血液型、梅毒血清反応、B型・C型肝炎抗体、HIV抗体、風疹ウイルス抗体、血糖などのいろいろな検査があります。
3&4.血圧・体重測定
血圧と体重は病院に備え付けてある血圧計、体重計でセルフで測るようになっていました。
ほかの病院でもそんな感じだったので、おそらくどこの産婦人科でもセルフサービスかなと思います。
計測用紙に血圧と体重の数値を書き込んで、母子手帳と一緒に提出して順番待ち。
5.超音波検査
個室の部屋でカギを閉めて検査を受けます。
歯医者さんみたいなイスに座って、おなかに検査用の温かいジェルを塗ってもらいます。
イスの横にある超音波のモニターを見ながら、検査技師さんから赤ちゃんが大きく育っているか、おなかのどの位置にいるかなど説明を聞きます。
赤ちゃんがどんな格好しているかとか、初期のうちはあまり分かりませんでしたが…笑
ちなみに部屋は、検査中は真っ暗なのでおなかの毛が生えまくっていても恥ずかしい思いはしませんでした。
検査技師さんもモニターの方向を見ていることが多いので心配いりません♪
よく「キウイみたいにお腹に毛が生えてるから恥ずかしくて剃って行っている」という声を聞いてビビっていましたが、今は剃らずに堂々と検査を受けています!
6.助産師さんの保健指導
助産師さんからは、カンタンな問診のほか、妊娠中になにか心配なことはないかや院内のマタニティクラスの案内、栄養指導などの話がありました。
保健指導を受ける前は「体重についていろいろ注意されるのかな」と心配でしたが、助産師さんはいたってフレンドリーに優しく接してくれました。
妊娠中の不安や心配ごとを気軽に乗ってくれる感じで、かた苦しくない雰囲気でしたね。
7.医師の診察
診察はいつも通りの内容です。
現在の体調に変わりないか聞かれたり、検査の結果を教えてもらいます。
子宮頚管の長さを確認するために超音波検査をすることもありました。
なにか気になること、質問があればここで聞くという感じですね。
私は医師に聞きたいことをいつも忘れていて、家で思い出して「しまった!聞いとけばよかった~!」となっているので、気になることはメモにまとめていった方がいいですよ!
安心して妊婦健診は受けましょう!
おなかの赤ちゃんや家族、自分のためにも妊婦健診はしっかりと受けておきたいですね。
病院のスタッフさんもすべての妊婦さんの味方です。
安心して健診を受けましょう!
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