妊娠・育児

重症妊娠悪阻で入院。つわりのつらさを妊娠前に知りたかった話

重症妊娠悪阻で入院 つわりのつらさを妊娠前に知りたかった話
よしの
よしの
こんにちは!現在妊娠中のよしの(@yoshinolife)です。
 
待ちに待った妊娠が分かってうれしいご夫婦、カップルの皆様、おめでとうございます!
これから出産に向けての妊娠生活、不安もあるけれどわくわくの毎日ですよね!
 
妊娠してから、多くの妊婦さんの前に立ちはだかる壁が悪阻(つわり)ではないでしょうか?
 
 
もちろん、「妊娠中はつわり症状が全く無く、穏やかに過ごせた」という方もいます。
 
その逆に、中には「ずっとつわりが続いて、出産の日まで気分が悪かった」という声も聞きます。
 
つわりは、体質によって出る症状に違いがあり、その差も大きいようです。
 
しろ
しろ
その方の体質によって、こんなにもつわりの症状が違うなんて!

 

 
つらいつわりでも周囲からは「妊娠は病気じゃないからね」と言われてしまい、なんとなく悲しい気持ちになってしまいますね。
 
しかし、つわりはひどくなると保険適応となる「重症妊娠悪阻(じゅうしょうにんしんおそ)」という病気になってしまいます。
 
私も体験しましたが、これは本当に辛かった…!
 
 
実際に私が体験した症状と、お医者さんに聞いた入院の基準について、ぜひ知っておいていただきたいと思い、今回記事にしました。
 
ちなみに、入院中のお金の面でも早めにきちんと知っておけばなあ…( ;∀;)と後から困った話もあるので、覗いてみてください!

重症妊娠悪阻で入院!健康保険組合に高額療養費制度について確認【入院中の申請がおすすめ】
重症妊娠悪阻で入院!健康保険組合に高額療養費制度について確認【入院中の申請がおすすめ】一般的なつわりでは健康保険扱いで入院できないのですが、重症妊娠悪阻は健康保険扱いとなります。私は以前、妊娠中に重症妊娠悪阻で入院しました。入院した経験の中で、お金の面で妊娠中にやっておけばよかったな~と思うことがあったので、記事にまとめました。...
この記事はこんなあなたにおすすめ!

  • 妊娠希望の人
  • 妊娠が判明したばかりの人
  • 妊娠後につわりで悩んでいるの人、妊婦さんの旦那さん
スポンサーリンク

重症妊娠悪阻とは?

つわりによって嘔吐を繰り返し、食べ物だけでなく水分摂取も困難となり、体が脱水・飢餓状態になっていることを示しています。

日常生活に大きな支障が出てきて、治療が必要な状態です。

入院になる基準って?

  1. 食べ物・水分が摂取できていない
  2. 一日の尿の回数・量が減っている
  3. 尿中にケトン体が出る
  4. 体重の急激な減少

私は、妊娠8週頃から食べ物も水分の摂取もできなくなり、立つのも辛い状態でしたので、

総合病院の外来受診の際に1~3の条件に当てはまった時点で入院を勧められました。

同じく重症妊娠悪阻で入院した経験のある方に聞くと、なかなか入院はさせない産科医もいらっしゃるようなので、病院やその医師の方針によるところもあるのかな~といった印象です。

(この場合はセカンド・オピニオンですかね?)

入院ではなく「点滴治療に毎日通う」という選択肢もあります。

上にお子さんがいる場合など、入院が難しい場合はこちらを選択する方もいます。

私は、病院までの距離もあり体の怠さがひどかったため、入院での治療を選びました。

つわり症状の経過と入院まで

重症妊娠悪阻の入院

妊娠6週頃

主な症状:熱っぽさと眠気くらい
 
しろ
しろ
つわりってこんなものか!これならいけそう♪

 

私は妊娠6週頃までは、体温が高く熱っぽいことと、日中も眠気がする程度でとくにひどいつわり症状があるわけではありませんでした。

普通に食事もとれており、妊娠前と変わらぬ生活を送っていました。

妊娠7週頃

主な症状:吐きつわり(食事を食べても吐いてしまう)、体の怠さ
 
しろ
しろ
  ちょっと辛~くなってきたなあ。つわりって意外としんどいのね。

 

妊娠7週目に入ると食べ物を食べても、すぐに吐き戻すつわり症状が出てきました

水分はまだ何とか摂取できていたので、水分を飲んで、凍らせたゼリーやアイス、目玉焼きなどを少しずつ食べていました。

体温が高いのが続いていたので、寒気がしたり体の怠さをよく感じていました。

体を動かすことが辛いので、家事以外はベッドでひたすら寝ていました。

横になっていても気分が悪いので、ビニール袋を広げてそこに吐き出すという感じでした。

 

この生活が数日続いたので、次回の診察日よりも早めに産婦人科を受診してみました。

この日は担当医ではなかったので、漢方薬と胃薬処方を受け、様子を見ることとなりました。

その日の昼から漢方薬と胃薬を内服してみましたが、あまり現状は変わらなかった気がします。

妊娠8週頃~入院

症状:吐きつわり(食事・水分摂取ともにできない)、一日あたりの尿の回数が減る
 
しろ
しろ
だいぶん辛い。毎日が生き地獄のよう。

 

妊娠8週に入ってから吐き気・嘔吐が激しくなり、食事をとっていなくても吐いたり、食事を少量食べてみても吐くといった症状が続きました。

おそらく1日当たり10回以上は吐き続けていたのではないかと思います。

水分がとれないので、のどはいつもカラカラでした。

夫にポカリスエットや経口補水液を買ってきてもらい飲んでみましたが、それすらも吐いていました。

次第に、食事も水分も口に入れることに恐怖を抱くようになりました。

トイレに行く回数は1日当たり2~3回程度でした。

1回あたりの尿量も水分が取れていないので雀の涙程度でした。

ベッドとトイレ間を移動するにも這いつくばっていくのが精いっぱい。

外出なんてもってのほかの状態です。

このような状態になったあたりで、ちょうど診察日を迎えたので、担当医にずっと吐いており食事や水分が取れていないこと、尿の回数が減っていることを伝えてみました。

すると担当医より「すぐに尿検査をしましょう」と検査指示が。

結果、ケトン体3(+)

このケトン体3(+)というのは、「母体が結構しんどい状況」だそうです。

すぐに入院となりました。

おなかの赤ちゃんはそんな状態で無事なの?

「母体がしんどい状況」のわりに、おなかの赤ちゃんはエコーでみると、前回よりもとても大きく育っていました。

妊娠初期は、卵黄嚢(らんおうのう)といわれる赤ちゃんにとっての栄養が詰まった器官があるので、母体が食事や水分をとれていなくても平気なんだそうです。

入院してから退院まで

重症妊娠悪阻の入院

入院後の治療は、基本的に点滴治療と栄養療法での治療となります。

食事については「食べられるものを自由に買ってきて食べても大丈夫。好きなものを食べられるだけ食べてください。」と言われました。

尿検査でケトン体の状態と血液検査で異常がないか確認後、異常無しであれば退院とする方針でした。

入院1日目

入院後、脱水症状と飢餓状態の改善のため、すぐにビタミン剤の点滴治療が開始となりました。

1日目は絶食となりました。

点滴を始めると「尿がたくさん出るから夜間にトイレに行くのが少し大変になるかも。」と看護師さんに言われましたが、一日目はそれほど尿が出ることなく過ぎました。

点滴をすると少し体が軽くなったような気がしましたが、胸やけのする気分の悪さは続いていました。

ベッドで粗相をしないよう、袋と容器を看護師さんに貸してもらいました。

入院2日目~

2日目からは食事が開始され、普通に揚げ物なども出て驚いたのを覚えています。

気分不良は相変わらずだったので、食べられるだけ食べるようにして、入院生活を送ることにしました。

入院してからの食事は、病院の栄養士さんと相談しながら決めることができるので、食べられるもの、食べられそうにないものを事前に伝えられるのがとても助かりました。

私は、フルーツであれば無理なく食べられそうだったので、果物の盛り合わせを毎食付けてもらえることになりました。

おそらくどこの病院でも、入院中の食事の相談は受け付けてくれるので、栄養士さんや看護師さんに食べやすいものを調整してもらえるように一声かけるとよいかもしれません。

点滴のおかげか、少しずつ食事も水分もとれるようになり、体の怠さも2~3日目には軽減していました。

尿回数・量も少しずつ改善し、看護師さんが言っていた夜間のトイレの大変さが身に沁みました。笑

入院3日目~退院

入院3日目となると、体がとても楽になりシャワー浴にも入ることができるようになりました。

家では這いつくばりながら2~3日に1回はシャワーに入れればいい

といった状態だったので体が少しでも動くことのうれしさが半端なかったです!

そしてこの日に行った尿検査と血液検査で、「ケトン体(ー)、血液検査異常なし」と判明し、次の日の退院許可が出ました。

退院後の症状・生活ってどうなの?

重症妊娠悪阻の入院

ちなみに、退院後も吐き気は相変わらず続いており、吐き気止めが欠かせないつわり生活は継続していました。

せっかく食べた食事を全部吐いてしまうことも続きました。

でも水分はしっかりとれるようになり、入院前と比べて体が楽になりました。

少しして、吐きつわりがぶり返したり、よだれづわりなども経験しましたが、現在のところ吐くことはほとんどなくなり、少しずつ家事をしたりブログを書いたりと日常生活を取り戻しつつあります。

胎盤が出来上がると一般的に言われる妊娠16週頃には、つわり症状もほとんどなくなってきました。

幸い私は1週間ほどの入院で済みましたが、1か月近く入院しているという方も見かけました。

それに、妊娠16週でつわりも落ち着いてきたので良いのですが、長い方は安定期を超えてもつわりが続いているようです。

ちなみに:妊婦さんの旦那さんができること

基本的に、つわりの時期の妊婦さんがいる旦那さんにやってほしいことは、妊婦さんへの十分な物理的・精神的フォローです。
 

つわり時期の妊婦さんは本当に孤独です。

「妊娠は病気じゃないから平気だろう」という認識は今すぐ捨てて、「つらいね」「なにが欲しい?買ってくるよ!」と優しい声かけをぜひしてほしいです。

妊娠時や出産時には、おなかの子のお父さんとしてできることは少ないかもしれませんが、ここでフォローを一生懸命することで、奥さんに見直してもらえるチャンスになりますよ。

もちろん奥様が妊婦さんでない場合、例えば会社の同僚の方が妊婦さんだった場合も同様です。

厳しい声かけは妊婦さんには必要ありません。

優しい言葉をぜひかけてください♪

皆さんに知っておいてほしい!

入院前の生活が、本当に生き地獄のような生活だったので、私は入院治療が受けれてよかったと思います!

下手をすると、ウェルニッケ脳症といった症状が出現し後遺症が残る可能性もあるし、

最悪の場合は赤ちゃんを諦めることになったり、死亡する可能性もあると言われる病気なので本当に怖いです。

ただ正直言うと、診断されて入院するまで「重症妊娠悪阻」という言葉さえ私は知りませんでした。

身近にはこの病気で入院したという人はいなかったし、身内もつわりは軽かったという人ばかりだったので、「私もつわりは軽いんだろうな~。妊娠生活楽しみだなあ。」くらいにしか思っていませんでした。

しかし、現に入院するほどのつわりに苦しんでいる妊婦さんはたくさんいます。

食事がとれない、水分がとれない状況の妊婦さんは、我慢せず今すぐに病院に行って相談してほしいです。

「つわりって多分こんなものでしょ。」「このくらいじゃ仕事は休めない」なんて思わないでください。

 

少しでも早く、体が楽になる方法をお医者さんと相談しましょう!

そして、とくに妊娠が分かったばかりの方、これから赤ちゃんを希望している方、ならびにその旦那さんには、つわりを侮ってはいけないことを知っておいてもらえたらうれしいです。

 

妊婦健診の受け方、頻度、費用、検査内容
妊婦健診の頻度、費用、検査内容まとめ 現在妊娠中の私ですが、妊婦健診にもようやく慣れてきました。 ところで、妊婦健診ってどんなことをするかご存知ですか? 私は産婦人科...

 

 

 

 
 
ABOUT ME
よしの
看護師・保健師公務員を退職後、フリーランスイラストレーターとして働く20代新米主婦。 これまでの経験を生かして無理なく毎日を楽しく過ごすヒントを発信。 旦那さんと猫が大好き!
こちらの記事もおすすめ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください