こんにちは!よしの(@yoshinolife)です。
自分に自信がある人ってとても前向きで活発な印象がありますね。
私は仕事をしていた時は失敗が多くて、自分に自信がなくて病んでしまっていました。その一方でイキイキと忙しい毎日をタフに過ごしている人もいて「この差は何なんだろう」と思っていました。
そこで、「自分に自信を持つ」にはどうしたらいいのか、「自信がある人」と「自信がない人」の特徴をまとめて、どうすれば自信を持って毎日を過ごせるのか考えてみました!
\この記事はこんな人におすすめ!/
「今、自分に自信が持てないな」と感じている人
Contents
自尊心とは
『自尊心』という言葉は、広辞苑に以下のように書かれています。
自尊の気持。特に、自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理・態度。プライド。「―を傷つけられる」
(広辞苑より)
かんたんに言うと、他人に流されず自分自身を尊い、大切にしたいと思う気持ちのことをいいます。
自尊心が低い人の特徴
自分のことが好きじゃない
自尊心が低い人は、たいてい自分のことが好きではないです。
失敗する自分を今まで自分自身が体験してきているので、「どうせ自分にはできない。また失敗するだろう。」と自己嫌悪におちいります。
自分の考えを持っていない
自尊心が高い人ならば、思ったことや考えたことを口に出して意見することは困難ではありません。
しかし、自尊心が低い人は、自分なりに「こうしたい」「ああしたい」という意思を持ったり、口に出すことが難しいです。
自尊心が低い人は何を言われても「これだけは絶対に譲れない」という価値観や、反対意見に対して「自分はこの道を貫くんだ」というハッキリした目標を持てていません。
周りの意見や声が強ければ、「そっちの方が正しいのかもしれないな」とそちらに流されてしまいます。
これまでに「自分の意見は出せなかったけど、他人の意見にのって間違いなかったな」という経験が多ければ、なおさら他人の意見に流され、思考停止状態になってしまいます。
結果、自信を持つ機会を失ってしまうのです。
すぐに自分と周囲を比べて嫉妬する
「自分は何をしてもダメだ」「何もできない」と自己評価は低いのですが、一方で人に認めてもらいたいという「承認欲求」はとても強いです。
自信が無いなりに仕事を頑張ったら「よく頑張ったね」と褒めてもらいたいのです。
自尊心が低い人は「認めてもらえなかった」「愛されなかった」「褒められなかった」という経験を少なからず持っています。
人は褒めてもらえなかったり認めてもらえない時期が長びくと、気持ちがこじれてしまいますよね。
自分よりも豊かに人生を送っている人に対して、強いコンプレックスを感じ、わざとキツイ言葉を言ったり、冷たい態度をとったりして攻撃してしまうこともあります。
自信は無いけれど、ありのままの自分を受け入れてもらいたいと思っているのです。
人に見捨てられる不安がある
「結果を残さないと仕事から外されるのではないか」
「今は友達関係でいてくれるけれど、面白くないやつだと思われたら仲間から外されるのではないか」と思うことも多いです。
”この人が自分の味方じゃなくなったら、自分はどうしたらいいんだろう”という不安をいつも抱えています。
カンタンに言うと、相手に”依存”してしまっているのです。
依存している相手の態度をそっけなく感じることがあると「もうダメなんだ」と失望してしまいます。
積極的に行動できない
基本的に「失敗するんじゃないか」「もしみんなに呆れられたらどうしよう」「自分にはできない」などの思考が邪魔をしていて、率先して行動する自信がありません。
リスクを避けてしまうので、せっかくのチャレンジして成長する機会も失ってしまいます。
自尊心が高い人の特徴
反対に、自尊心が高い人の特徴も調べてみました。
チャレンジ精神旺盛
新しいことに積極的にどんどんチャレンジしていきます。
自尊心が低い人がためらってしまうことにも、「面白そう」「やってみよう」と気軽に挑戦するフットワークの軽さがあります。
気持ちを切り替えるスピードがはやい
たとえ失敗したとしても、反省をした後は深く悩みすぎることはありません。
自分の感情をうまくコントロールしています。
「仕方ない、次行こう!」と切り替えて、次のチャレンジをすでに始めています。
失敗を無駄にすることなく、「次は成功する」と常にポジティブな考えで気持ちを新たにしているのです。
成功体験を多く積んでいる
様々な体験をしてきているからこそ、失敗もありますが成功も多いです。
小さくても大きくても成功体験を積んでいることで、人に褒められる機会もそれだけ多いので自尊心も高いです。
自分の能力をどう生かせばよいか、自分の強み・武器は何かをよく知っているので、次の成功にもつながっています。
自尊心が低くなる原因
さて、ここまで自尊心が低い人と高い人の特徴をあげてきました。
この特徴の違いを比較してみて、自尊心が低くなる原因を分かりやすくまとめてみました。
- 過去の失敗体験にトラウマがあるので積極的な行動ができない
- 成功体験がもともと少ないので自信が無い
- 基本的にネガティブ思考
自尊心を高めるポイント
自尊心を高める方法には以下の方法があります。
- 何か1つのことを継続して小さな成功体験を積む→成功したら自分を褒める
- 日頃からポジティブに物事を考えるクセをつける
- 自尊心が高い人たちと関わる
- 友達や恋人など親しい人に長所を褒めてもらう
- 自尊心を高める本を読む
1.何か1つのことを継続して小さな成功体験を積む→成功したら自分を褒める
自尊心を高めるうえで、成功体験を少しでも積むことは非常に大切です。
しかし最初から大きな課題を設定すると、思った通りにいかなかったときに気持ちがつらくなってしまいます。
何か1つ、自分にも楽に達成できそうな小さな課題を見つけて毎日繰り返していくと成功体験を積むことができます。
例えば、「午前中に起きることができた」「仕事に行くことができた」「遅刻しなかった」「料理を作れた」など、普段当たり前だと思ってやっていることでも大丈夫です。
もちろん一歩進んで「資格試験に合格するために参考書を開いて30分勉強した」「ダイエットのためにお菓子を我慢できた」ということも成功体験になります。
私は最近、パソコンの電源をつけて文字を打つことを毎日の課題にしています。毎日パソコンを開いて文字を打てればOK。
「今日も文字が打てた。継続しててすごい。」と褒めます。
もちろん体調が悪い日は仕方がないので「今日は思い切って休み。明日やろう。」と気持ちを切り替えてとことん休みます。
普段パソコンを使っている人には「当たり前、しょぼい課題だ」と笑われるかもしれませんが、こんな感じでも自信はつきますよ。自分はえらいと思えます。
とにかく、『自分が決めた課題ができたという成功体験を積んで、褒める(褒めてもらう)』ということが重要なのです。
2.日頃からポジティブに物事を考えるクセをつける
普段ネガティブな人が今すぐにポジティブになるのは、なかなか難しいかもしれません。
ただ、ネガティブに考えるよりもポジティブに考える方が、人生を生きやすいのは間違いありません。
ポジティブな考え方をするには、考え方にいくつか選択肢を持つことです。
よく例えで『コップに水が入っていたときに、「まだこれだけある」と考えるか「もうこれしかない」と考えるか』という話があります。
どちらの考え方が生きやすいかというと、「まだこれだけある」の方です。
「もうこれしかない」の方だと使い道が少ない、足りなくなったらどうしよう…という不安が出てきます。
しかし「まだこれだけある」の方では、まだ使える、他にも利用できる…と前向きにとらえることができますよね。
同様に、「失敗したらどうしよう」よりも、「まあいいか」「失敗しても死ぬわけじゃないから大丈夫。」「次もある」と思うようにすると、以前よりも生きやすくなるでしょう。
1つの考えにとらわれる必要はありません。
3.自尊心が高い人と一緒に過ごす
自尊心が高い人の特徴にも書いたように、彼らは基本的にポジティブで活動的です。
そして正しく自己評価もできる人たちです。自分に余裕を持っているので包容力があります。
そういった人と話をしていくと、ネガティブな考え方や行動がポジティブの方向に引っ張られて、自分もポジティブになっていることを実感します。
ぜひ身近に自尊心が高い人がいれば、考え方や行動を真似してみるのも良いでしょう。
ただ、ここで注意したいのは「自分よりも下のレベルだと判断したら見下すタイプ」です。
自尊心が高い人のフリをしてマウンティングをとっている人もいるので、ちょっとでも嫌な印象を受けたらスルーするようにしたいものです。
4.友達や恋人など親しい人に長所を褒めてもらう
自分で褒めるのも良いのですが、より自尊心を高めるためには「他人から褒めてもらう」ことが1番効果的です。
とくに自分のことをよく知っている親しい人、身近な人から自分の良いところや比較的自信があるところを褒めてもらうと良いです。
褒められたことに対して自信を持つことができ、行動的になれます。
5.自尊心を高める本を読む
自尊心を高めるうえで、もっと勉強したいなと思う場合は専門の方の本を読むこともおすすめします。
どのように自分の考え方を改善していくとよいかヒントをもらえます。
敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法 (あさ出版)
根本裕幸さん著作の自尊心を高める本です。
7日分のワークをこなしていくことで他人軸だった人生が自分軸に変わります。
自尊心を高めるには成功体験を積むことが大事
私も仕事をしていたときは成功体験をうまく積むことができず、ネガティブでした。
そういえば今考えると、自分自身を褒めることもほとんど無かったな~と思います。
今は小さな課題を決めて、できたらひたすら褒めることを意識しているので気持ちもポジティブになってきています。
人生を豊かに生きるためにも、少しずつ成功体験を積んで自分を褒める習慣を身につけていきたいですね!
もし今、「自分に自信が無いな~」と思っている方がいれば、この記事を参考に、一歩ずつ自分に自信をもつ取り組みをぜひやってみてほしいです♪