\この記事はこんな人におすすめ!/
- 「譲渡会ってどんな感じ?」、「ペットショップの猫じゃなくて保護猫を飼いたい」というこれから猫を飼う予定の人
- 猫をどこで迎えようか悩んでいる人
Contents
譲渡会とは?
譲渡会に行く前にした準備
心の準備
私は猫を飼う気満々だったので譲渡会に行く前に、開催している主催者のホームページで
- 飼える条件
- 譲渡会の流れや雰囲気
について検索し、心の準備を行っていました。
譲渡会活動や普段の活動をまとめたブログを持っている主催者の方もいるので、もしあれば参考にすると雰囲気も事前に分かっていいですね。
家の準備
私の家は「ペット可、猫可」の賃貸なので、これは基準をクリアしていました。
「ペット可」でも大家さんによっては「犬はダメ」とか「猫はダメ」とか条件があったりするので、心配な方は契約書をもう一度見直しておくのがいいです。
ケージ置き場やエサ置き場、トイレの位置、遊び場などの猫スペースもまあまあ場所をとるので、あらかじめ考えておくのがよいです。
家族の同意
一緒に住んでいる家族は夫だけなので、旦那さんに同意を得ました。
普段、猫に「フシャ―」と威嚇され、非常になつかれにくい旦那さんですが動物は好きなので許してくれました。
家族に猫嫌いがいたり、アレルギー持ちじゃないかも確認しておくのも大事ですね!
譲渡会当日
譲渡会の流れ
↓
引き取りたい子がいれば、アンケート記入し保護者と面接
気に入った子がいない場合はそのまま帰ってよい
↓
アンケートをもとに保護者と面接
↓
その場での譲渡はできないので、いったん終了。面接結果の連絡を待つ。
譲渡会自体はこんな感じの流れでした!
会場の雰囲気
長机の上のケージの中に、子猫だと1~2匹(きょうだい猫など)、成猫だと1匹待機していました。
私が行った譲渡会では、15匹ほどの猫が当日の譲渡会に参加していたのでズラーっとケージが並んでいました。
会場の雰囲気はとても和やかな感じで、保護者さんも里親希望の方もみんなニコニコ(デレデレ?)でした。
ケージは横にならんでいるので、順々に人が猫の様子を見ることができます。
ケージには布がかぶせられているので、明かりや隣の猫の様子が気にならないように猫のストレス軽減の工夫もされていました。
人懐っこい子であれば、保護者の方の同意を得た後、ケージ内でおもちゃを使って遊ぶこともできました。
ケージの上には猫のプロフィール表が掲示されていて、
- 猫の名前
- 推定年齢(月齢)
- 性別
- 性格や特徴
- 避妊手術の有無
- 保護した場所・保護者の名前
- 飼える人の条件(保護者が譲渡する際の希望条件)
などの情報を確認することができます。
その他にも知りたい情報があれば、保護者さんがそばに待機しているのでその都度確認することもできました。
引き取りたい子がいた場合
譲渡会でとくに気に入った子がいない場合は、自由に帰ってよいとのことでした。
もし気に入って引き取りたい子がいたら、保護者さんまたは主催者さんへ声をかけます。
その際に保護者さんとの面接に使うというアンケート用紙を渡されました。
アンケートには、名前や住所、連絡先の他、
- ペット可(猫可)の物件かどうか
- 動物病院が近くにあるか
- もしもの長期外出の際に預ける相手がいるか(ペットホテルやペットシッターの利用先を考えているか)
- 完全室内飼育が可能であるか
- 家に脱走防止の柵など工夫することができるか
などの情報を記入しました。
それをもとに保護者さんと面接を行いました。
私が希望した子はわりと人気者だったようで、面接時間まで30分~1時間くらい結構待ちました。
保護者さんとの面接
完全室内飼いが可能かや脱走防止対策がきちんとできるかという点の他、きちんと愛情をもって育てることができるかというところをしっかりと確認されました。
私の場合、譲渡会に参加した当時はまだ結婚しておらず同棲の状態で、実家も遠方だったので、
- もしもの場合に責任もって育て続けることができるか
- 結婚後に長期で旅行する際等に誰か猫の世話をしてくれる存在があるか
という部分が気になるところだったようです。
しっかりと育てていくつもりである、預け先も考慮していると熱意をもってお話ししました。
現代では犬や猫、その他の小動物たちが心無い人に命を奪われる事件が多発しているのは、ニュースでも皆さんご承知だと思います。
保護者さんにとっては保護してから大事に育てた命なので、きちんとした親もとへ我が子を送り出したいものです。
動物を飼う上ではやはり誠実な心をもって、命に責任をもつという自覚と行動が大切になりますね。
保護者さんと保護猫を飼う条件について面接で確認した後は、いったん帰宅して面接の結果を待つことになりました。
面接に合格していれば、お試し飼育期間を経て完全譲渡となります。
面接後、1週間後に連絡
譲渡会での面接後、1週間ほどで連絡がきました。お試し飼育可能とのことで、面接に無事合格していました。
お試し飼育~完全譲渡まで
お試し飼育とは2週間ほど試しに家で保護猫の飼育をしてみて、家の環境になじみそうか、里親として保護猫を飼っていけそうかといった相性を確認するマッチング制度です。
保護猫も里親もお互い穏やかにすごせそうかを知る、お互いのための方法ですね。
ちなみに、お試し飼育中は保護者さんに毎日様子を写真付きで報告することが条件だったので、まめにやりとりしていました。
保護猫は最初は基本ケージ内で飼育することになります。2週間で初めて来た知らない場所に慣れる子はなかなかいないと思うので、お試し期間中はケージ内にいることとなるでしょう。
私の家に来た保護猫も、当初はビビりまくっていてケージに入れたフワフワのねぐらから「シャーシャー」怒って出てこようとしませんでした。
でも1週間を過ぎるとケージ外の世界にだんだんと興味を持ったのか、少しずつプルプルしながら出てくるようになり、人の手からエサを食べるようになっていました。
猫の性格や年齢によっては、もしかしたら早く慣れてくれるかもしれませんね。
そんなこんなでお試し飼育期間は終了し、再度保護者さんと面接。
玄関や窓の脱走防止柵もばっちり対策済みだったので、そこで完全譲渡となりました。
譲渡の証明書をもらった後、譲渡前に受けていた予防接種の代金の支払いを済ませ、今後の避妊手術についての説明を受けました。
保護猫を飼ってみませんか
猫はとても良いです。
こたつも似合うし、夏のだらけた寝姿も良し。魅惑のちゅーるに食らいつく姿もなお良し。
保護猫にもし興味が湧いて、飼う条件が整っている方はぜひ譲渡会に行ってみてください。
たくさんの癒しが待っていますよ♪
↑猫をダメにするクッションでダメになってる猫氏