こんにちは!よしの(@yoshinolife) です。
皆さん、同棲ってしたことありますか?
昔は「結婚前に同棲なんて、はしたない!」といった意見もありましたが、
時代とともに価値観が変わってきていますよね。
私の周りでも、結婚前に同棲する人が最近だんだんと増えてきています。
実は、私も結婚前に現在の旦那さん(当時の彼氏)と4年間の同棲をしていました。
同棲前はお互い就職先の社宅で1人暮らしをしていましたが、地味に遠距離でお互いの家に行くのが大変で苦労していました。
私が転職し、彼の家に近い場所に住むことになり、「どうせお金がかかるなら2人で暮らそう」とお互いに感じたことがきっかけで同棲生活がめでたくスタートしました。
結論から言うと、賃貸での同棲生活のメリットはたくさんあります。
今回は、実際に4年間の同棲生活の中で得た「賃貸同棲のメリット・デメリット」と「同棲がうまくいくポイント」をまとめました!
- 賃貸同棲のメリット・デメリットを知りたい人
- 賃貸での同棲がうまくいくポイントを知りたい人
Contents
同棲がうまくいくポイントは?
ポイントとして、次の5点を挙げました。
- 整理整頓・衛生観念が近い
- 生活リズムが同じ
- 食の好みが同じ
- お互いのいる環境・人間関係を大切にできる
- 1人を好むか、他人と一緒でも苦痛ではないか
1.整理整頓・衛生観念が近い
これは、同棲生活を経験した方はうなづく方も多いのではないでしょうか。
家は生活を共にする安心できる住まいです。
家が散らかっていたり、汚れていてうれしい人はいませんよね。
しかし、人によって「きれい・汚い」の考えはやはり違う家庭環境で育った者同士ですので、その考えの差は多少出てきてしまいます。
ごみの分別やお風呂やトイレ、排水溝などの水回りの掃除の方法、気合の入れようももちろん違いますよね。
私の場合は、彼とほとんど観念が似ているようで、「気づいたときに気づいた人がきれいにする」タイプですのでこれは問題ありませんでした。
しかし、世の中には価値観が合わず同棲早々、別れてしまったというケースもあります。
例えば、衛生観念でいえば
「洗面所で使う手拭き用のタオルを、洗顔後に顔を拭いて使っている彼女に引いた」
「バスタオルを2、3日続けて使う彼氏が嫌」
といった理由ですぐに別れるカップルも身近にいました。
普段からの整理整頓の習慣付けや衛生観念の大切さが身にしみます。
2.生活リズムが同じ
これはお互いの就業スタイルでも大きく左右されてしまうものですが、重要でしょう。
とくに、夜勤勤めをしている人、残業で帰宅が遅くなることが多い人など想像できるのではないでしょうか。
私は病院に勤めていた時、夜勤が週2回ほどありました。
日勤業務の日と比べると彼とすれ違ってしまう時間があり、やはりさみしい気持ちが大きかったです。
彼も残業で遅い日が続くこともありそんな日は全く顔を合わせないなんてこともありました。
土日も休日出勤で家にいないことも珍しくありませんでした。
この夜勤時代は、できるだけ休みの日を彼と合わせて彼との時間を作ることに集中していました。
せっかく一緒に住んでいるのに、すれ違いばかりでは、なんだかただルームシェアしているだけのように感じてしまいますよね。
3.食の好みが同じ
毎日同じ釜の飯を食べることになるので、これも欠かせないのではないでしょうか。
食の好みについても、違う食べ物や味付けで育っている2人ですから、本人の努力だけでは変えるのは難しいです。
好みを無理に相手に合わせたり、相手に無理に自分の好みを押し付けてもお互いにストレスが溜まるだけです。
ただ、お互いが好きな食べ物・味付けは必ずあると思います。
それを大切にするのが一番の解決策になると思います。
最近は健康志向の生活が勧められているので、一緒に脂っこい食事や濃い味付けは抑えめにして、薄味にチャレンジしてみるなど、2人で新しい味を模索するのもよいかもしれませんね!
私は彼と暮らし始めて、カレーはドロドロ派からシャバシャバ派へ、みそ汁は減塩の薄味へ変わりました笑
4.お互いのいる環境・人間関係を大切にできる
皆さんは彼氏・彼女と付き合ってから、
「会社の付き合いに参加しなくなった」
「趣味の集まりに参加しなくなった」
「友人と遊ばなくなった」
など、相手や自分の行動範囲・人間関係を狭めてしまったりしていないでしょうか。
せっかく一緒になれたのなら、2人だけの時間を作ってお互いの信頼関係を強めたいのが本音ですよね!
しかし、相手を束縛してこれまで作ってきた環境や人間関係を壊してしまうのは相手はもちろん、自分にとってもストレスとなり、トラブルの大元になり得ます。
実際、私たちが同棲していた期間にも、何度か人間関係のことで不満が募りケンカになったことがあります。
社会人になると様々な人付き合いが必要になるので、お互いに不安になることもあると思います。
そこで自分の不安や不満だけを相手にぶつけてしまうと相手は疲れてしまうでしょう。
不安な時は、相手のいる立場や考えを尊重しつつ、自分の気持ちを冷静に伝えていく工夫が必要になりますね。
5.1人を好むか、他人と一緒でも苦痛ではないか
私は、同棲予定で部屋割りに悩んでいる友人がいるときは、いつもこのタイプのどちらに当てはまるかを考えることを勧めています。
「他人と近くで一緒にいても平気!」という人は狭い空間でも辛くならないといいます。(私の夫がそうです。「たとえ狭い1Kで2人で暮らしても平気」だと言っていました…)
1人好きの人は自分だけの「パーソナルスペース」がないと非常に苦しみます。
私が実際1人好きなので、物件探しのとき必ず1LDK~2LDK以上の部屋割りを探します。
1LDKあればリビングスぺ―スと寝室で各自のスペースを持てますし、2LDK以上あれば各自のスペースを確保できます。
また、生活リズムが違う場合にも、相手のリズムを乱すことなく暮らすことができます。
夜勤をしていた時代は部屋が違うだけでも本当に助かったのを覚えています!
同棲のメリットは4つ

- お互いの価値観が同棲を通じて分かり、結婚後の生活を想像できた。
- 相手に対する許容範囲が広がった。
- 一緒にいる時間が増えたことでより信頼関係を強めることができた。
- 単純に不安な時間・離れているさみしさが減った。
私の場合、これら4点が「同棲のメリット」と感じています。
一緒に住み始めて、お互いの「一緒に暮らす上で何を大切にしたいか」を共有できた部分が一番大きかったです。
もちろん同棲を始めた頃は価値観が合わずに小さなケンカをたくさんしましたが、お互いに歩み寄る努力もできました。
「このくらいいいか~」という許容範囲(諦めともいう)が広がりました!
物理的な距離が無くなったことや、デート後の毎回の帰り際のさみしさも無くなり、精神的負担が減ったこともよかったです。
ちなみに、賃貸に2人住むうえでのメリットは、2人分の固定費が1つにまとまるので単純に家賃が安くなることと、万が一なにかあっても家を出ることは可能であることですね。
同棲のデメリットはただ1つ
私たちの場合、価値観がわりと近かったので大きな困難もなく同棲生活を始めることができ、結婚に進むことができました。
ただ、個人的に1点反省点を挙げるとすれば、
結婚までの具体的な年数の目途を決めていなかったことです。
20代半ばに同棲を始めたので、最初のころは「結婚はまだまだ」と心に余裕がありました。
しかし年々、周囲の同年代の友人たちが結婚・妊娠・出産・育児と順調に人生を歩んでいるのを見て、不思議と焦ってきている自分もいました。
具体的に「結婚はいつにしよう」と2人で事前に話していれば、きっとこんな風に焦ることもなかったかもしれません。
焦らない人は多いかもしれませんが、私は不安症なのでなぜか焦ってました…
今後、同棲を考えているカップルの皆さんは、ゆくゆく結婚を考えているのであれば、「結婚はまだ先のことだし」とあまり先延ばしに考えないことをおススメします。
例えば
- 「2年後の付き合った記念日に結婚したい!」
- 「今年のいい夫婦の日(11月22日)に入籍しよう!」
- 「○○万円貯まったら結婚しよう」
など、ある程度の期限などの目安を決めておいて話す機会を持つとよいと思います!
「いつか結婚したいね~」と曖昧なままにしてしまって、不安を抱えたまま何年も過ごすよりも安心ですよ。
ちなみに:同棲するならこちらの漫画をよむべし!
日暮キノコさんの『喰う寝るふたり 住むふたり(くうねるふたり すむふたり)』 (徳間書店出版)
交際10年、同棲8年目のカップルを描いたラブコメディ作品で、単行本は全5巻完結です。
アラサーカップルの町田りつ子(りっちゃん)と野々山修一(のんちゃん)が主人公です。
長年付き合いお互いの事を知り尽くしてきた2人ですが、それでも些細なことで擦れ違ってしまいます。
この作品では、そんな2人に起こる些細な日常の擦れ違いを男女両方の視点から書かれていて、男女の言葉・気持ちの受け止め方や伝え方の違いが表現されています。
読むと「そんな風に男の人は受け止めるのか!」とびっくりしたり、2人の落ち着いたラブラブにちょっとホッコリしたり。
絵もきれいなのでサクッと読めちゃいます。
同棲をお考えの方、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
賃貸同棲はメリットたくさん
自分の大好きな相手と好きな家でまったりと過ごせるわけですから、同棲ってとても楽しいです。
相手の新たな一面を知ることにもつながるので、メリットもたくさんあります!
一緒に暮らすにあたって、2人の中で色々なルール作りなど価値観の共有は必要ですが、結婚を考えているカップルには同棲をぜひお勧めしたいです。
もちろん、同棲をしてのデメリットもありますので、2人でどんな生活を送りたいのか事前に十分に話し合いをしておくことが大切です。
今後、同棲をお考えの際にぜひ参考にしてください♪