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以前Amazonプライムで見かけたこの『チャッピー』という映画が、私の中で爆発的大ヒットしたので今回ご紹介します。
深夜の地上波でも放送していましたし、比較的新しめの映画なので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
ギャングが出てくる映画なのでちょっと過激なシーンもあり、PG12指定となっています。大人の方は頭を空っぽにして気楽に見れる映画だと思います。
\この記事はこんな人におすすめ!/
- 映画が好きな人
- 何か面白い映画を見たい人
チャッピーとは
「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムカンプ監督が、「第9地区」同様に南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に設定し、成長する人工知能を搭載したロボットをめぐる物語を描いたオリジナルのSF作品。
2016年、南アフリカのヨハネスブルグでは、テトラバール社の開発した警察ロボットが配備されて注目を集めていた。ロボット開発者のディオンは、自ら考え、感じる人工知能(AI)を独自開発し、スクラップ寸前の1台のロボットに密かにAIをインストールしようとする。
しかし、その矢先にストリートギャングに誘拐されてしまい、AIをインストールして起動したロボットは、ギャングの下でチャッピーと名付けられ、ギャングとしての生き方を学び、成長していく。
そして、ディオンのライバルでもある科学者ヴィンセントにチャッピーのことが知られ、その存在を危険視するヴィンセントによって、チャッピーは追い詰められていく。
(映画.comより引用)
2015年に公開されたロボットもののSF映画ですね。
私は正直言うと、ロボットものとかSFものは世界観がよく分からないものが多くて苦手なんです。
しかしこの映画ではAIロボットのチャッピーが、人間のもとで人間のように振る舞い学習しながら成長していく姿がリアルに描かれていてとても楽しめました。
映画の見どころ

AIロボットが「人間らしさ」を知っていく展開
映画の見どころとしては、まず最近話題の「AIロボット」が主役であることです。
警察ロボットとして活動していたチャッピーは、ある日再起不能の故障のために「用済みの不良品」とスクラップへ回されその役割が終わる直前、開発者のディオンに新たに人間の心を持つ「命」を吹き込まれます。
命を吹き込まれてから最初は、小さな子どものようなチャッピー。警察ロボットとして犯罪者の銃弾を受けながらも淡々と活動していた頃がうそのよう。物音にもいちいちビビります。
でも周りの人間(ギャング含む)にことばや行動を教わりながら成長していきます。
ギャングからは悪いことばかり教えられてましたが。笑
自分で考えて行動し感情も表現しながら、子どもから大人へ成長していく姿がまるで人間のようで、AIロボットっぽさをあまり感じさせません。
周囲の人間の個性の魅力
この作品では、チャッピーの生みの親である開発者・ディオンと、チャッピーを利用して大金を儲けようとするギャングが主にチャッピーの成長に関わっていきます。
そしてチャッピーの成長を阻もうとする敵のギャングや、ヒュー・ジャックマン演じるディオンのライバルであるヴィンセント。
それぞれに特徴があって魅力を感じます。
『ディオン』は開発者として、無垢なチャッピーに絵を教え「創造性ある自由な心を持つように」と教育しまともに育てたい。
家でもロボットプログラムを作り上げるほどの開発熱量があるので、彼は間違いなく「オタク」です。
この作品の中で唯一まとも(?)な人です。
見た目からもインテリなオタクを感じます。(役者さんですが。)
ギャングは大金のために、チャッピーを自分たちに従順なギャングスターにしたい。
ギャングの中でも、女性の『ヨ―ランディ―』は母親のように母性をもって「ママ」としてチャッピーに接していますが、こういった人物がそばにいると心の育み方も違うんですね。チャッピーにある心の変化にきっかけをくれる重要な人物です。
『ニンジャ』はグループを引っ張るリーダー的立場で破天荒です。破天荒さにより敵に狙われてしまいますが、憎めない人物です。「パパ」としてギャングのクールな振る舞い(犯罪)をチャッピーに教えます。
もう一人の『アメリカ』という人物はちょっと記憶が薄いです…
ヒュー・ジャックマン演じるディオンのライバル『ヴィンセント』は、元軍人でその経験を活かし自身も都市規模の平和を守るロボットを開発していますが、上司になかなか認めてもらえず才能あるディオンに嫉妬しまくってます。
ヴィンセントが作っているロボットは、警官ロボットとしての実用に向かないポンコツ疑惑があります。
AIロボットの技術の進歩はスゴイ
美術品を鑑定したり、詩や曲を作ったり、自分の感情を持ち自分で判断できるAIロボット。
私の小さい頃はアイボだとか走るアシモだとかでも興奮でしたが、今は表情を作れるロボットが開発されていたり、プロ棋士と勝負して勝ったりとAIの性能も急激に上がってきています。
開発技術の進歩にも驚きますが、もし感情をもったロボットがこの作品のように世に出てきたなら、人間とこれから共存し、うまくコントロールしていけるものなのかという怖さも感じさせるそんな作品でした。
こんなロボット警官が出てくる日もあるのかもだなあ~